注文住宅を建てるために、土地探しからおこなう方は少なくありません。
土地探しから建築までの流れはやるべきことが多く、どうしても時間や手間がかかります。
少しでも手間を省きながら、より良い土地を探すためには、土地探しの知識を身につけることが大切です。
この記事では、土地探しの準備や方法、コツなどを解説しますので、ぜひお役立てください。
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土地探しの流れ①準備をする
土地探しには4か月~1年の期間がかかり、土地に注文住宅を建てるのであれば、生活を始めるまでにさらに時間がかかります。
土地探しの前に準備を念入りにおこない、スムーズな土地探しを目指しましょう。
土地探しの流れ
土地探しの準備をご説明する前に、まずは土地探しの流れを大まかにご紹介します。
土地探しの流れは、次のとおりです。
●準備をする
●実際に土地を探す
上記のステップで希望に近い土地が複数見つかった場合は、比較検討をおこないます。
購入する土地をひとつにしぼったあと、下記の流れで手続きを進めるケースが一般的です。
●買付証明書を提出する
●住宅ローンに申し込む
●土地の売買契約を締結する
●住宅ローンの契約を締結する
●精算・登記などをおこなう
上記は、不動産会社やハウスメーカーの紹介で土地を見つけた場合の流れです。
ご自身で土地を見つけた場合は、買付証明書を提出するステップの前に、売買の仲介を依頼する不動産会社を探すステップが入ります。
この記事では、土地探しの流れのうち、前半の実際に土地を探すステップまでをご説明します。
土地探しの準備ですべきこと
土地探しの準備でおこなうのは、希望エリアと予算の設定です。
希望エリアを決める
希望エリアを決める際は、家族全員の意見を聞くことが大切です。
お子さまが小さい場合は両親のみで決めたくなりますが、ひとつの意見としてお子さまの希望も聞きましょう。
具体的な地名や駅名が出ることもあれば、緑が多い場所・日当たりの良い土地・スーパーマーケットまで徒歩10分以内といった希望条件が出ることもあるでしょう。
このような意見をすべて書き出し、譲れない条件と妥協しても良い条件に分け、優先順位をつけていきます。
希望エリアを決める際にしてはいけないのは、誰か一人の意見だけを反映させることです。
ほかの家族の不満が溜まり、家族仲に亀裂が入ってしまうかもしれません。
予算を決める
希望エリアが決まったら、次に予算を設定します。
注文住宅を建てる場合は、土地代のほかに建築費もかかるため、まずは総額での予算を決めましょう。
希望エリアによって土地代の相場は異なるものの、多くの方が総額予算のうちの3割を土地代、7割を建築費に充てています。
予算総額が6,000万円の場合、土地代は1,800万円、建築費は4,200万円という計算です。
住宅ローンの事前審査をこの段階でおこなうと現実的な借入可能額がわかり、このあとの流れがスムーズに進みます。
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土地探しの流れ②さまざまな方法で土地を探す
土地探しの準備として希望エリアや予算を設定したら、次は実際に土地を探します。
希望エリアがはっきりと決まっている場合は、そのエリアを歩き回ると「売地」の看板が見つかるかもしれません。
しかし希望エリアが遠い場合や、具体的なエリアがはっきりと決まっていない場合などは、次の方法で土地探しをおこなうことをおすすめします。
インターネットで検索する
希望エリアが遠く、実際に現地に行くことが難しい場合に、とくにおすすめの方法です。
インターネットでの検索の仕方はさまざまですが、土地の売買に特化した土地検索サイトに希望条件を入力すると、条件に合う土地がヒットします。
インターネットで土地探しをするメリットは、隙間時間でも土地探しができることや、多くの売地情報が見つかることです。
多忙な方でも、移動の合間などに膨大な量の売地情報に触れられます。
ただし、掲載元の更新が滞っていて最新の情報ではない可能性があるほか、土地周辺の雰囲気がわからない点がデメリットです。
現地の雰囲気を知ることは土地探しにおいて重要であるため、インターネットだけで土地探しを完結させることはあまりおすすめしません。
不動産会社に依頼する
土地売買をおこなっている不動産会社に相談し、条件に合致する土地の紹介を受ける方法です。
希望するエリアに根付いた不動産会社であれば、「このエリアでは予算オーバーになるが、近隣のこのエリアは予算内で利便性もあまり変わらない」など、長年の経験をもとにした情報提供を受けられます。
インターネットには掲載されていない、不動産会社ならではの未公開の情報を知っているケースも珍しくありません。
その一方で、不動産会社によって得意エリアがまちまちであることや、やり取りに手間がかかることがデメリットとして挙げられます。
ご自身が希望するエリアの土地売買を得意とし、信用できる不動産会社を選ぶことがポイントです。
ハウスメーカーに依頼する
注文住宅を建築するハウスメーカーに、土地探しを依頼する方法です。
すべてのハウスメーカーが対応しているわけではありませんが、土地探しから一貫して請け負うハウスメーカーもあります。
ハウスメーカーに土地探しを依頼するメリットは、希望する注文住宅を建てやすいかどうかまで考慮して土地を探せることです。
せっかく土地を購入したのに、法令や土地の形状などにより設計の変更を余儀なくされるケースは少なくありません。
土地代と建築費をまとめて計算できることや、一貫して依頼するため割引される可能性があることも、メリットとして挙げられます。
ただし前述のとおり、すべてのハウスメーカーで実施しているわけではないため注意が必要です。
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土地探しのコツ
土地探しには4か月~1年の期間が必要であり、スムーズに進めるためには準備が大切だと解説しました。
これにくわえ、より良い土地を探すためには土地探しのコツを押さえることも大切です。
最後に、より良い土地を探すコツをご紹介します。
ライフスタイルの変化を考慮して希望条件を設定する
現在の家族構成やライフスタイルで希望条件を設定すると、変化が生じた際に暮らしにくくなるかもしれません。
結婚や出産、進学、転勤、介護の可能性なども考慮して、希望条件を設定しましょう。
考慮すべき事柄が多いため、家族とじっくり話し合う時間をもつことが大切です。
希望条件を完璧に満たすことに固執しない
将来のライフスタイルまで考慮して希望条件を設定すると、自然と条件が多くなることでしょう。
しかし希望条件が多くなればなるほど、完全に合致する土地は見つかりにくくなります。
希望条件の80%程度を満たし、大きな欠点が見当たらない土地であれば、購入を考えても良いでしょう。
土地の基礎知識を身につける
不動産会社やハウスメーカーに土地探しを依頼するにしても、ご自身が土地の基礎知識を身につけているに越したことはありません。
「開放感がほしいから角地にしよう」「価格を抑えたいから中地にしよう」など、希望条件を満たす土地をご自身で探す際にも役立ちます。
用途地域や建築制限、建ぺい率・容積率など、建築に関するルールもあわせて身につけると、その土地に希望する注文住宅を建てられるかの判断もできて便利です。
立地を確認する
立地では、公共交通機関や商業施設までの距離だけでなく、土地の高低差、災害や犯罪のリスク、隣地との境界なども確認しましょう。
高低差のある土地は建築の際に制限がかかることがあり、何らかの対策が必要になるかもしれません。
災害リスクは、自治体が公表・配布しているハザードマップで調べられます。
犯罪リスクについては、エリア内の街灯や防犯カメラの数、人通りの多さなどを確認すると良いでしょう。
また隣地との境界が明確ではない土地は近隣トラブルに発展しやすいため、購入前にはっきりさせることをおすすめします。
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まとめ
土地探しは、希望エリアや予算を設定することから始まります。
希望条件を設定して優先順位をつけたら、インターネットで検索したり、不動産会社に依頼したりと、ご自身に合った方法で土地探しを進めましょう。
土地探しのコツは、将来まで考慮して条件を設定することや、土地の基礎知識を身につけることなどです。
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